官足法の教科書②ー「からだが蘇る! 奇跡の足もみ、和智 惠子」

奇跡の足もみ、ぱくぱくマンドリル
奇跡の足もみ、ぱくぱくマンドリル

こんにちは!
新潟の会計事務所勤務のしまです!
今回は官足法教科書の2回目です。

なお、過去のトピックはこちら。
官足法の教科書①ー「元気回復 足もみ力、近澤愛沙」

第2回目は和智 惠子さんの「からだが蘇る! 奇跡の足もみ(2014年)」です。

ジャングルのボス

和智さんは、官有謀先生の弟子であり、自分の施術院も経営しているスペシャリストだぞい。

和智 惠子さんとは

 まず、私は和智 惠子さんとは会ったことがありません。
 あくまで、書籍に書いてあることからの知識です。
 次のようなProfileの方です。

  • 女優、メイクアップアーティストを経て官足法の道へ
  • 側弯症、子宮内膜症などを足もみで克服
  • 現在は、KMR式官足法療法院を経営している

 こんな感じです。
 何より、官有謀先生の直弟子で、店を開いて様々な人の足を診ているので、実力、経験ともにトップクラスの方でしょう。
 そのような方が執筆した本は、どんなものなのか。

からだが蘇る! 奇跡の足もみ の特徴

LaQのカエル

一応聞くけど、なんでこの本が、紹介コーナーの2回目だケロ?

しまTRY

2冊目に買った本です。
相変わらず、官有謀先生の本でなくてすいません・・・。
見た目シンプル、評価も高くて良さそうだったんで・・・。

 そう、この本を買ったのも特別な理由はなく・・・。
 今(2023年)ではけっこうな数の官足法の本がありますが、当時(2014年)はまだ少なかったです。
 その中で、この本は発売されて間もなく、その割に評価も高かったので、Amazonでポチ買いしたしだいです。

良い特徴

 そんな本の特徴は・・・

シンプルで見やすい構造

白を基調に、無駄な装飾がなく、また、文字も大きく見やすいです。
色使いも章によって使い分け、明るい色使いで、読んでいて気分が良いです。

ウォークマットと海鳥のエトピリカ

官足法というよりは、本のデザインの評価だね。

しまTRY

いやぁ、私自身もフォトショップ使ってWebデザインしていますので、気になるんですよ。

 本の内容とは関係ないかもしれませんが、見やすい色で、見やすい文字の大きさなのは重要ですね。
 この本は、とても読みやすいです。

内容も無駄が少なく、シンプル

 肝心の内容ですが、こちらも無駄が少なく、シンプルで良いです。
 和智さんが官足法を始めた経緯、官足法の紹介、足のもみ方の流れ、各病状に対するもみ方、という感じで、教科書的な本の流れとなっています。
 そして、必ず図解や絵を用いているので、分かりやすいですね。

マイクラのゾンビ

内容も高評価だなぁ~。

しまTRY

本当に、非の打ち所が少ないです。
官有謀先生の「足の汚れ(沈澱物)が万病の原因だった」がなければ、この本が官足法のマニュアルでもいいかな、というレベルです。

微妙なところ

 うーん、褒めっぱなしも何なので、微妙なところも一応書いておきます。
 それは、単純に「初心者向け」というところです。

ブラキオサウルス

どういうこと~?
分かりやすくて良いんじゃないの?

しまTRY

たしかに分かりやすくて、読みやすいのですが・・・。
どうしても分かりやすさを優先しているので、深みは少ないです。
つまり、官足法を知らない人が対象で、官足法指導員レベルの人であれば新しく知ることは少ないでしょう。

 まあ、読みやすさと知識の深みは相反するところがありますので、しょうがないです。
 和智さん自身も「体質を根本から変える『本気の足もみ』を、一人でも多くの人に知ってもらいたいと願っている。(P13)」と記載しています。
 内容の濃さよりも、とにかく「官足法の教科書」であることを意識して書かれたのでしょう。

ジャングルのボス

とはいえ、行本社長(官足法究楽部の会長)や水溜所長(官足法官事務所の所長)との交流や自身の病気の克服も書かれていてるので、読みごたえはあるぞい。

「からだが蘇る! 奇跡の足もみ」の総評

奇跡の足もみ、トリケラトプス
奇跡の足もみ、トリケラトプス
マイッキー

白の背景に足のイラスト、シンプルじゃん!
とくに、下半分が白抜きなのが思い切ってる!

 とても良い本です。
 1回目で紹介した近澤愛沙さんの「元気回復 足もみ力」が近澤さん自身のオリジナルの足もみ部分が強かったのに対して、和智 惠子さんの「からだが蘇る! 奇跡の足もみ」は、教科書的な作りです。
 官足法へのリスペクトを感じます

ドラゴンナイト

和智さんの経験から考えれば、もっと和智さん自身の足もみに対する考え方を入れられるだろうに・・・。
官足法の原理原則をリスペクトしているのが伝わってくるぞ!

 初心者の方が1冊目として買う本としては、間違いなく最適の本かと思います。
 この本を読んで官足法に興味を持ち、さらに原理的なところを知りたい場合は、次に紹介予定の「足の汚れ(沈澱物)が万病の原因だった(官有謀)」を買うといいでしょう。

 和智 惠子さんについては、後継作品も出していますが、この1作目は十分に官足法を網羅した良い本です。

官足法指導員として使うなら

 この本を官足法指導員として使うなら、初心者の方で興味を持った方に読んでもらう、おススメするのが良いと思います。
 私自身も過去に数回、官足法に興味を持ってくれた方に貸したことがあります。
 その時の付箋(借りた人が貼った)が今も貼られたまま。

 官足法指導員として、初心者に勧める際にご活用ください。
 説明の仕方自体を真似するのもいいかもしれませんね。

青いかいじゅう

この本も、2023年3月現在、中古で安くなっているガオ!
良い本が安いのは良いこと、なのかはよく分からないけど、手に入れやすいガオ!